伊代はまだ16だから♪

 その昔、まだ高校生だった頃、自分で買った憶えはないのだが『ノストラダムスの大予言』を読んで、すっかりその気になっていた。一九九九年ナントカの月に地球が滅びると。その時わたしは32歳。躊躇うことなんか何もない、それまで太く短く生きるんだと。

 それから何年たった?笑

 進学、就職、転職、結婚、子育て、パート、気づいたらすごく健康に気を遣っていて、情報も収集するし全部は無理でもなるべくオーガニックな食材を買ったりして、夫にはいつまで生きる気なんだ、と冷やかされるような毎日を送っていた。いつしか親を見送ってローンを払い終え、娘も成人を迎えた。

 ウン十年だ。笑

 生まれてからならもう半世紀以上生きてる。笑

 半世紀って結構な長さだ。もう十分生きさせてもらってるんじゃない?信長より長く生きてるよね。

 そう気づいてからは安い肉も野菜もジャンクフードも買うようになった。

 それできぃきぃとオーガニックに躍起にならなくなったわたしってちょっとカッコよくない?と自画自賛しそうになったのだが、どっこい中味はねぇ…。

 永遠の16歳なのだよね。笑